国家戦略プロフェッショナル検定・食の6次産業化プロデューサー認定対応講座は、次回レベル1を令和7年1月頃開催予定です。
その後2月からレベル2・3講座等を予定しています。
当BASEでご購入(お申込み)以外で、法人・公的機関の方等請求書・領収書等による振込処理をご希望の方は、googleformからお申込みいただき、宛名等ご要望を記入ください。https://forms.gle/3PZn1cv3kUvjdmen6
食の6次産業化プロデューサー認定対応講座
テーマ「美と食のプロデューサー講座」
日本国内において、食や農業が地域社会とかかわる方法が多様化しています。
そこに自分達がかかわっていくには、どうしたらよいのでしょうか。
理論と実践を融合した地域での活動に繋がるように、実務家講師を揃え、参加者相互に学び、レベル1の認定まで到達します。
1 日 時 令和7年1月18日(土) 1月19日(日)の2日間
講座時間の目安は
1月18日:午前9時30分~午後3時30分
1月19日:午前10時~午後3時15分 です。
2 場 所 オンライン配信のため、ご自宅等で受講いただけます。
3 内 容
1日目
(1)6次産業化論・・・6次産業の原点、理論、仕組みなどを学びます。特に、6次産業の新たな展開・イノベーションについて学びます。
(2)農産物、食品流通について・・・愛媛県のみかん(柑橘)についての解説をします。食に関わる方が原料を知ることの大切さを学びます。
ダルメイン世界マーマレードコンクールで毎年金賞に選ばれている、さくらがわさんを講師に、地域とのかかわり等これからの加工品づくりにおいて重要なことや、販売方法についての考え方を学びます。
(3)食品衛生基礎・・・食に関する基本的な衛生知識を学びます。
(4)食品製造実習・・・柑橘を使用したフルーツカッティングを予定しています。受講者に柑橘をお送りする予定です。
2日目
(5)マーケティング(入門)・・・フードビジネスに関わる場面において有効な、地域で活かす視点を入れた基本的マーケティングの仕組みについて、事例をまじまえながら短時間で学びます。
(6)経営及び経営分析の基礎(事例)・・・フードビジネスに関係する上で最低限知っておいて欲しい数字の話、会社の仕組みなど学びます。
(7)地域活性化論・・・加工品による実際の起業例、また新たな取り組みとして食以外での農産物の活用方法について事例から学びます。
(8)修了式・・・レベル認定の申請方法などについて説明します。
4 受講について
受講料30,000円(インボイス不対応) 年内お申込の場合、27,000円
受講料には研修資料、実習材料費を含みます。
受講料のお支払いをもって申し込み完了とさせていただきます。
定員により早期締切となる場合があります。
5 その他
パソコン・スマホ等をご用意ください。画像配信等があるため、パソコンの使用をおすすめします。
状況により、各科目の講義内容・講義時間が変更となる場合がございます。
国家戦略プロフェッショナル検定とは
当講座は食の6次産業化を担う人材の認定・育成を目的としています。どなたでも農業やアグリビジネスに興味ある方にご参加いただけます。
食の6次産業化プロデューサーは、「21世紀の日本の復活に向けた21の国家プロジェクト(2012、内閣官房)」の中で、キャリア段位(レベル認定)を設ける分野の一つとして制度化され、実施されているものです。
また、「わが国農業の持続的発展と競争力強化・成長産業化に向けて」(2015、経団連)においても推奨され、生産(1次産業)、加工(2次産業)、流通・販売・サービス(3次産業)の一体化や連携により、地域の農林水産物を活用した加工品の開発、消費者への直接販売、レストランの展開など、食分野で新たなビジネスを創出するための職能レベルを認定します。
食Pro.のプロレベルは、「農林水産物を高付加価値化する事業の企画に携わり、市場開拓を先導するとともに、参画する主体間の利害関係を調整し、適正な付加価値配分を行ことができ、異業種横断でプロジェクトを組成・管理し、実績を上げることができる人材」です。
この教育プログラムは、全国の食農関係の大学学部・高校等で実施されています。当社は社会人や学生向けの総合講座を行っている、認定教育機関です。
全国でレベル1/6,305人 レベル2/ 938人レベル3/735人 レベル4/ 70人レベル5 /人レベル6/2人が認定されています。大学・高校の食農系学部に認定制度を設けている学校がありますが、当機構は、学生のほか社会人等を対象に幅広く受講いただくための認定教育機関です。
詳細は、こちらをご覧ください。https://www.6ji-biz.org/
受講のメリット
①自身や企業の従業員の学びの証として、履歴に残せる認証が取得(修了証を発行します。)でき、認定審査後、全国に認知されます(全国のプロデューサー紹介ホームページ、希望者)。
②名刺に食のプロデューサーレベル〇〇であることを記載できます(認定後ロゴデータが送付されます)。
③誰でも参加できる初歩的な内容で農業やアグリビジネスの理解がすすみ、多様な受講生、講師陣との交流や相談・連携機会がうまれます。
④「売れる仕組みづくり」からのステップアップ、「地域におけるビジネスの在り方」、「イノベーションの意味」「6次商品化から6次産業化へ」といった、プロデュース力強化のヒントを得ることができます。
⑤令和元年からの受講者数がのべ400名を超えたことから始まった、当方の食の6次産業化プロデューサーの集い(facebookグループ)にご参加いただけます。全国で開催する課題解決型ワーケーションの案内のほか、プロジェクト紹介など相互連携の場として活用されています。
⑥現場の農業と経営理論を融合した視点で考える体験ができます。
⑦受講者は専門家への相談機会が用意されており、修了後もサポートを受けることができます。
講座を受講いただき、レベル認定をうけていただくという目的はもとより、受講者グループサイトで情報交換を行い、全国の受講者が連携して地域活動を行っております
よくある質問 Q&A集
1 対象者は?誰が申し込むことができるのですか?
誰でも可能です。農業にご興味のある方全てが対象です。現状、年齢・性別も多様で、学生、社会人、デザイナー、農業者、地域おこし協力隊等さまざまな方にご参加いただいており、6次産業ということを始めて学ぶ方もいらっしゃいます。おおむね、フード系の資格を取得された方や女性の割合が高いと思います。
受講者にあわせて、説明をわかりやすくする等、事前に知識がなくても全員が修了できるように配慮しています。
2 地方在住です、参加できますか?
オンライン講座はどこからでも参加できます。多くの地域から参加いただくことで、より多様な学びの場が形成されるものと考えております。特に、社会人向け講座を実施していない府県もありますので、是非この機会に受講ください。
毎回の傾向として、全国各地からご参加いただいております。
3 講師に個別に相談ができますか?
中小企業診断士の講師については、参加者1名につき研修日外の時間を含めて1時間程度は、相談時間を設ける予定です。その他講師につきましても、可能な範囲で相談を受け付けます。
講座修了後も引き続き、当機構が6次産業や経営の相談に対応していきます。
4 この講座は、年何回行いますか?
通常の当方の予定では、レベル1講座を中四国・近畿で3回、レベル2,3を1回程度計画していますが、会場型研修の計画を立てづらい状況にあり、現在オンラインでレベル1~3の講座を年2回を目安に実施しています。なるべく会場型の講座を実施できるような方向も検討していきたいと考えております。
5 この講座は、なぜできたのですか?
6次産業の人材育成は、国家戦略の中でも重要視され、2012年に公表された「21の国家戦略プロジェクト」の中で、キャリア段位を設ける 一つの分野とされました。
しかし、未だ瀬戸内圏では研修を受講できる仕組みが多くありませんでした。年間6,000人の受講機会がある中、岡山、広島、香川、兵庫等では、社会人向けの受講機会は0で、レベル認定者も少ない状況で、全国的に見ても、数字がその地域の熱意等の客観性を有するとしたら、望ましい状況とは言えないと考えました。
そこで、当機構が、やる気のある方を対象に、より多くのプロデューサーの誕生を期待して、まずは、岡山地域のほか多くの地域の方が参加しやすい場所で平成31年10月にレベル1講座を開講するに至りました。
当機関としては、参加者のみなさんが6次産業を学びながら広域交流が進んで いくことで、今までにない発想力をもって将来に繋がる価値あるものが生まれていくイメージを理想としています。
現在は、オンライン講座を実施し、より広範囲の地域からご参加いただいており、各地域でご活躍いただければと考えながら企画運営をおこなっております。
6 修了証を受理してから、どうすれば認定されますか?
レベル1の方は、講座修了後、修了証をお渡しします。修了証を用いて、審査の申請をすれば認定されます。ご要望により、申請のご支援もいたします。
レベル2,3の方は、「わかる」(講座修了)に加え、「できる」認定の実績が必要です。いずれのレベルも、農業(6次産業)や地域活動等に関する経験、支援経験が実績評価の要素となり、それを記述して申請します。事前に審査機関のホームページで確認ください。
https://www.6ji-biz.org/process.html
7 レベル2の認定をいきなり申請できますか?
原則として、前段階のレベル1の講座を修了していることが条件となります。 レベル2から受講される方がその認定を受ける場合は、以後レベル1を受講し修了する必要があります。レベル3までは所謂飛び級はありません。
ご都合により上位級講座を先に受講も可能です(例えば、レベル3をご受講後、次回以降レベル1・2を受講する)。
8 他地域(高校、大学等を含む)でレベル1の認定を受けていて、レベル2を受講したい。
歓迎しています。特に当機構の講座は参加者が相互に学ぶビジネススクールの雰囲気を形成するようにしておりますので、是非ご参加ください。
9 受講後に手続きがありますか?
当機構指定の条件に合致すれば、修了証を発行します。その後認定審査に関する手続きが別途必要です。当機構では、認定にあたっての支援をおこ なっています。
10 とりあえず受講して、出席すれば良いのですね?
出席も一つの修了要件ですが、授業への貢献度が加味され、各科目ごとに評価を行います。したがって、単に机に座って時間を過ごしただけで は、修了の認定に至らない場合があります。その場合においても、受講料は返金いたしませんのでご了承ください。
また、遠隔講座の場合でも、必ず実習をおこなっていただきます。加工品づくりが課題となる場合は調理経験などで不安がある方は、当日講師が製造する模様をご家族・友人知人等と一緒にご覧いただいても構いません。
11 どうしても講座に参加できない日ができた場合は?
やむを得ない理由の場合、レポートの提出を課します。ただし、視察・実習等につきましては、代替措置が今のところ用意できませんので、必ず出席ください。
12 講座が、中止になることはありますか?
天候等により、講座を中止する場合があります。原則として、開催如何の判断が必要となった場合は、当日の午前6時現在(迄)において決定し、参加者に通知します。
中止の場合、参加者の皆様には、レベル認定を受けていただくために代替日を提案いたします。
13 講師はどういう人達ですか?講師経験は?
講演慣れした方よりも、実社会で確かな仕事をしている実務家を優先して採用しています。
構成は、中小企業診断士、MBA取得者、食の6次産業化プロデューサー、先進研究者、実務家等を予定しています。
いずれも、皆さんの思考が多様化する様に、一般の研修とは異なる、特徴のある講師で構成します。
講師経験は、大学の経営学部、社会人・経営者向けの研修、農家向けの研修等の実績のあること等を基本条件に選定しています。
14 資料さえ貰えれば、後は自分で勉強します。
当講座は、一方的な知識の伝達を目的としておりません。一部ビジネススクールの運営形式を用いて、みなさんの思考が多様化し、実践能力が身につくような授業運営をおこないますので、「情報を取得して記憶する」「講師から何かを教えてもらえる場」というスタンスでは、この講座で得るものは少なくなってしまいます。
15 ケースメソッドってなんですか?
事例教材を用いて行う、ディスカッション型授業のことを言い、時にこの手法を講座の中で用います。厳密にいうと、ケーススタディとは異なりますが、日本では混同しているのが現状です。主にビジネススクールで用いられています。当機構では、ケースメソッドにおいて学校・社会人向けの研修実績では、日本有数の講師により運営をおこないます。講師がわかりやすく説明し、コミュニケーションをとりますので、特に緊張なさらなくても進行します、ご安心ください。
16 どのような姿勢で学べば良いですか?
受講していただく時間には限りがあります。当方は、重要なポイント(情勢、専門家の最近の視点、農業全体の流れ、経営関係の論文、書籍等)をできるだけ多く紹介し、今後みなさんが興味を持ち、受講日以外に自分で調べたり学んでいくことで、相当の効果を発揮するような講座を多く設けています。
17 受講費を分割払いにできませんか?
申し訳ございませんが、対応しておりません。
18 昼食は、どうなりますか?
こちらでは用意しておりませんが、適時飲食店等をご利用いただければと思います(現在はオンライン講座のため、食事は各自の判断で
お願いいたします。)。
19 認証を受けたら、仕事を紹介してもらえるんですか?
認証は、能力がある、ということを証明しているものです。各自がそれを信用の一つとして活用され、就職や自らの事業において活用いただくのが前提と考えております。
仕事の紹介はありませんが、修了者のネットワークで連携して事業を行っているケースもあります。6次産業の事業化等のフォロー(商品開発・創業等)や当機構での活動につきましては、研修後も希望者にご案内いたします。
20 資格のようなものを取得することに、あまり意味を感じないです。
資格や検定などは、みなさんがある分野について学んだ結果、それを世の中で仕事にして良いという証であったり、また、一定の知識や能力があることを示すものです。どんな分野であれ、何かを学ぶということは、自らの能力を向上させる大きなチャンスであり、その客観的評価として、資格や検定は意味を持つものと考えています。
「英語がわかる方」というと漠然としていますが、TOEIC,英検等を受験なさることにより、客観的な視点が得られるよう、食プロの場合もレベル認定機関のホームページには、全国の各レベル認定者が掲載されていますので、「6次産業のことを少なからず知っている人なんだ」「農業についてまじめに勉強している人なんだ」という認識は少なくとも得られるものと思います。
21 マーケティングは、あえて習わなくても知っています。
理論・知識だけでなく、農業、6次産業の実務と併せてその活用法について学ぶ時間となっています。ぜひあなたが有する知識で活用を試みてください。また、ディスカッション等を通じて、参加者のみなさんに知っていることを教えてあげてください。
22 6次産業って加工品づくりですよね?
そういった認識が定着していますが、食の6次産業化プロデューサーのプロ級(レベル4以上)の人たちは、「6次産業化」が「6次商品化」になっていることを問題視しています。農業は、「売れる商品づくり」などといった、単なる加工品開発からの発想から進展し、他産業や地域社会の中でどういった役割を果たすのか、地域の魅力に繋げていくのか、といった視点で捉えていく必要があり、これが真の6次産業化に繋がると考えています。
これには、農業以外の産業、観光、SDGs、地域、社会貢献等数多くの分野の融合が必要で、レベル1・レベル2講座のいずれにおいても、その認識を高めることを当機構の講座の特徴としています。
23 数日間ですべてマスターできますか?
認定を受けるために必要な講座が最低〇日間ということであって、例えば紹介する参考資料・HPを読む時間、事業計画を策定する作業は、参加者が別途講座外で費やす時間となり、多くの時間がかかるものと思われます。
24 レベル1に参加したが、レベル2や3にチャレンジしたくなりました。
当機構の中長期計画の中では、複数地域でのレベル2,3の研修を実施予定としています。ただし、レベル2以降は、わかる認定(理論の習得、講座受講により達成)に加え、「できる」認定(食や農業に関連する経験、社会活動など)が必要になります。ご要望に併せ、できる認定のための機会を紹介したり、当機構の活動にご参加いただく等、認定の支援をいたします。
講座受講中に上位レベルの講座を受講したくなった場合、空きがあれば対応できる場合もありますが、概ね定員に達しているケースが多いです。
25 次回以降の見通しは?
開催場所につきましては、各地域の要望や企画内容に応じて対応をしていきたいと考えております。いまのところ、レベル2・3講座を令和7年2月ごろ開講予定です。
26 実習はどんなことをしますか?
レベル1の実習では、果物を使用した加工品製造を実際に行っていただきます。レベル1では、こだわったものを作る実習というよりは、品質管理/製造管理/生産効率を学ぶこと等に重点を置いています。
流通実習では、販売現場などを見学・考察します。実習関係は、1日に盛り込まれている内容が多く、スケジュールがタイトです。運営へのご協力をお願い致します。
レベル2は、より実践的、専門的な内容となり、分野ごとの専門的な実務者との話をする時間を多くとった実習となります。
27 参加者が少ない場合、どうなりますか?
参加者が1名以上いらっしゃる場合、開講します。